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2011年10月26日水曜日

ムスカリのお世話

家で一番日当たりの良い場所には、コンテナがあります。
植えているのは、小球根が中心です。

1番プランターの仲間たち

ゼフィランサス
イフェイオン
プシキニア(…つい最近まで、シラーだと信じ込んでいました…)
グラジオラス(堀上しない地中越冬隊)
ムスカリ
千日紅

この内、千日紅は休眠中のムスカリ球根の植えに植えつけたものです。
この千日紅、植えつけるまではこんなに寒くなるまで元気に咲き続けるとは思っていなくて、『枯れた頃ムスカリが元気に目覚めてくれるといいなぁ~』と、のんきに考えていました。

…しかし、10月も終わるというのに未だに元気な千日紅。
そして、その株元ではもじゃもじゃとムスカリが芽を覚まして…

残念だとは思いましたが、千日紅を刈り、目覚めたムスカリのお世話をすることにしました。




元気いっぱいの千日紅(既に何回か切花にしました)と、
その下で一斉に芽を覚ましたムスカリ





白とピンクの割合は半々くらい

この千日紅は、せっかくなので後でドライフラワーにしようと干しました。


そして、上の住人がいなくなった後のムスカリは、微妙に三分割されていました。
そこに、千日紅が生えていました。
育ててみて初めて気が付いたのですが、この千日紅の根はとても丈夫です。
よく直根性の根を『ごぼうみたい』と表現しているのを見かけますが、まさにごぼうです。
根こそぎ引っ張ると、下のムスカリの球根まで引っ張り出されそうだったので、土の中にはさみを入れて、切れるところだけ切りました。

普段、計画性の無さで花壇の住人たちに迷惑をかけてばかりの私ですが、その中で学ぶこともたくさんあります。
今回の教訓は植えっぱなし球根の上に千日紅は植えないという、身につまされたものでした




やっと株元に光が
3分割の境界線辺りに千日紅が生えてました


そしてこの空いているスペースに、無謀にも、残っていたムスカリ(ブルー系の混合)を植えました。
全部で25球。
既にアルメニアカム等が植えてあるのであんまり掘り起こせず、極浅めに(それでも上から5cmほど)植えてあります。
今回のムスカリは、植え付け前にいつものような消毒をしていません。
この場所は毎年少しずつムスカリを増やして(植えて)いて、この数年間一度も不具合がおきたことが無いので、ちょっとだけ気が緩みました





芋の子…では無く、球根の子を洗うような…




植えつけた球根の上に土を被せました。
市販の培養土です。


ムスカリは、ここでは冬の寒い中でも元気に育ってくれます。
雪の下でも、葉っぱはいつも元気いっぱいの緑色。
そして… 相変わらずのもじゃもじゃ具合。
なので、株元に化成肥料を撒くのは至難の業です。

ガーデニングを始めた当初、何も知らなかった私は『肥料は多い方がいい』と思い込み、どんどん肥料をあげていました。
それを見た父が『そんなにあげすぎると、反対に枯れる…』と言ったのを切欠に、ちょっとずつ与える量と回数を減らしていきました。
それでも父に言わせれば『まだ多い』そうです

しかしよく考えてみると、家の花壇は20年以上荒れ果てたまま…(今も少しずつ再生中です)
さらに、家を建ててから入れ替えたことの無い花壇の土は既に40年近く経過…

やっぱり、普通より少し多目のほうが良いかも知れない… と、自分なりに少しは考えるようにしました。
幸運にも、まだ『肥料やけ』でお花をダメにしたことはありません。
(…これからもありませんように…)




球根を隠した土の上に、元肥用の肥料を撒きました。





そして、もう一度土を被せました。





最後の仕上げ


このムスカリは殆ど放任で育てているので、掘り上げたこともありませんし、種の付いた花を摘むこともありません。
種は、毎年よく付いてくれます。
その種が零れ落ちたり、小さな子球が知らないうちに増えたり(しているといいなぁ~)しているのか、毎年新しい芽があちらこちらから咲いてきます。
実際に花が付くまではまだまだかかるのでしょうが、ちゃんと立派に育って可愛い花をたくさんつけて欲しいものです。




上: ムスカリの小さな(細い糸のような)葉。
下: 先輩のゼフィランサスの葉





そして最後に、ドライフラワー用に準備中の千日紅。
左が今日のもので、右は2週間前に作ったものです。
その奥に、球根の待機場所があります。





夏の間家の花壇を彩ってくれた千日紅には、とても感謝しています

この千日紅、この後よく調べて、できればポプリにしたいと考えています。
初めてのことをする時はいつもドキドキするのとおんなじ分、ワクワクします

2 件のコメント:

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    好奇心旺盛、目が輝いて綺麗ですよ(*^-^)ニコ



    土のこと私も考えてしまいました~。

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  2. SECRET: 0
    PASS:
    土…

    そうなんですよね~

    40年もの間植物たちから栄養を奪われ、酸性雨に晒され、色々なものを埋められ…

    (先日、花壇の土の中から虫かごと植木鉢を発見…汗)

    お店に行くと色々な肥料が売っているので、時間がある時は裏の説明書きを読んで地道に勉強していこうと思っています。

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